めぐり堂書店 ことから屋 の日記
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〔御報告〕 西陣読書会 (2019.03.23開催)
2019.03.27
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さる3月23日(土)、西陣読書会を
めぐり堂書店ことから屋にて 10名の参加で開催しました。
今回の隠しテーマは―― 「 怖じ気づかず。そのまま前へ 」
新しい事や 変わった事を始めたときに、つまずいたり
「変だ!」「直せ!」と 周りから 圧力を受けたとしても、
自分の気持ちのままに 歩みを進めた 事例を紹介した本が多かったですね。
皆さんから紹介本のポイントを ざっと紹介しますと―――
・発達障害による生きづらさはあっても、それを個性と捉えて生きるのも有り
・アメリカには「老人学」があり、まだ動かせる部分を活かして
周りのために貢献していこうという考え方が 日本よりも普及している。
・知らない事が原因で 同じ過ちが繰り返されるのならば、
知ってしまった以上、世間に知らしめる役目がある、と 男は行動に出る
・男は、女に「見ないで」と禁止されるほど 見たくなって
怒った女に追い掛け回される、というパターンが 古今東西で 共通?!
・早逝した キャラクター版画家の人物評・世相批評コラムがいい味出してる
・定年は、女にとって 活動の終わりではなく
男にはない感性と人脈で 〔楽しい第2の人生〕を 始めるチャンスかも
・世間からとかく非難される アベノミクス政策、
それでも倒れない安倍政権が 目指すものは―――
・幼い頃に夢中になった「怪獣大百科」―――
写真もさることながら 秀逸なコラムが、少年たちの想像力を鍛えた!!
・腕立伏せ、100回やるのも1回やるのも、最初の1回のしんどさは同じ
やる気の低い人は、目標を小さく設定し 大きくしないのが継続のコツ
・今世間で必要とされているのは、自由でフラット(平等)な 交流の場かも
以上のように、
皆さんで 本を通じて 事例を紹介しあっていて感じたのは―――
変わっている事や 今までにないモノは
必ずしも非難される事でもなく、
見方を変えると 世を面白く変える きっかけにもなりうるので
「そういうものアリだな」と
並立的に捉えるのもいいかもしれない、という気になりました。
今回の 皆さんからの紹介本は 以下の通りです―――
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●「大人のADHDのための段取り力」(司馬 理英子/著 講談社/刊)
●「私は二歳のおばあちゃん―アメリカ大学院留学レポート」
(湯川 千恵子/著 冨山房インターナショナル/刊)
●「輝ける闇」( 開高健/著 新潮文庫 )
●「怖い女――怪談、ホラー、都市伝説の女の神話学」
(沖田瑞穂/著 原書房/刊)
●「何を根拠に」(ナンシー関/著 角川書店)
●「定年女子」(岸本 裕紀子/著 集英社/刊)
●「アベノミクスの真実」(本田 悦朗/著 幻冬舎/刊)
●「怪獣もの知り大百科」(ケイブンシャ/刊)
●「小さな習慣」(スティーブン・ガイズ/著 ダイアモンド社/刊)
●「哲学カフェのつくりかた」(鷲田清一/監修 大阪大学出版会/刊)
皆さん、ありがとうございました。