めぐり堂書店 ことから屋 の日記
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〔御報告〕 西陣読書会 (2018.10.27(土)開催)
2018.10.28
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さる10月27日、西陣読書会を めぐり堂書店ことから屋で開催。
5名の参加で 濃密な語らいのひとときを 堪能しました。
今回の隠しテーマは―― 「 灯台もと暗し。されど 」
あたり前に近くにあるものが大切だと気づくのは 「どういう時だろう?」
と、考えさせられるような
そんな本の紹介が多かったように思います。
・ロボット学者の提唱する幸福学――西洋と東洋では幸せの捉え方が違う?
・閉鎖的と思われていた江戸時代に、〔会読〕という自由な語らいスタイルの読書会があった!
・フジTV買収騒動で世間を騒がせた村上ファンドの代表者が静かに語った〔投資の哲学〕
・通販や電子化や大型店出店で消えていく 街の本屋さんが多い中、
札幌の老舗書店の名物オヤジが 志半ばで逝く直前まで 胸に温めていた構想とは――
・不安障害で外出できなくなった女性が、パートナーとの〔夜の散歩〕というリハビリで
少しずつ回復していく、ほのぼの系ドキュメント漫画。
「あえて、答えを出さない」という 寄り添い方がいいのだ と 気づかせられる、と。
安くて・便利で・簡単なものに囲まれたライフスタイルの中で 忘れてしまいがちなものを
ふと思い出す きっかけ
〔灯台の、足元に そっと灯をともす〕ヒントを いろいろもらえた気がしました。
ご紹介いただいた皆さん、ありがとうございました。
今回の紹介本は 以下の通りです―――
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●「幸せのメカニズム 実践・幸福学入門」(前野隆司/著 講談社現代新書)
●「江戸の読書会 会読の思想史(前田勉/著 平凡社ライブラリー)
●「生涯投資家」(村上世彰/著 文芸春秋/刊)
●「奇跡の本屋をつくりたい くすみ書房のオヤジが残したもの」
(久住那晴/著 ミシマ社/刊)
●「夜さんぽ」(木村いこ/著 リュウコミックス)
※ 全体風景の写真は 撮り忘れました。スミマセン^^;
