めぐり堂書店 ことから屋 の日記
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〔御報告〕西陣読書会&カラオケ会(2018.08.25開催)
2018.08.27
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さる8月25日(土)、めぐり堂書店ことから屋にて
〔西陣読書会&カラオケ会〕を7名の参加で 開催しました。
今回の隠しテーマは――「 神の目線vs人の目線 」
日本人とか人類の未来とか 神とか真理を語るのは、
よくも悪くも 上から俯瞰して語る 上からの目線になりやすく
人並みに 間違いや ドンくさい事のいろいろある ただの人として
自分の見たこと 関わった事を 等身大に 語る言葉は
ユーモアや 共感・親近感を 出しやすい
全員の紹介本のメッセージを総括すると、そんな事を感じました。
・そんな事ってあるよな~、と思わず苦笑する日常の一場面を切り取った 自由律俳句集
・ロシアで、神秘の杉を求めて森にやってきた実業家が、謎の美女から啓示を受ける
・絶妙の臨場感で 警察内の人間関係を描いた 社会派ミステリー小説
・下手クソ過ぎる映画解説が 逆におもしろい(?!) 千夜一夜のパロディ漫画
・終戦直後、無頼派の文豪が唱えた 日本人よ堕落せよ、の意味は?
・常に世間に挑発的な逆説メッセージを突きつける ホリエモンの真意は
・60年代の伝説のバンドのメンバーが 精神科医になって語る〔いいかげんに生きる事〕
それぞれの紹介の言葉は、方向やスタイルが 違ってたり真逆だったりもしましたが
全体としてみると
〔神の目線〕と〔人の目線〕の相克がテーマになってたような 気がしました。
今回の紹介本は 以下の通りです―――
●「カキフライが無いなら来なかった」(せきしろ・又吉直樹/著 幻冬舎文庫)
●「まさかジープで来るとは」(せきしろ・又吉直樹/著 幻冬舎文庫)
●「響きわたるシベリア杉」(ウラジミール・メグレ/著 ナチュラルスピリット/刊)
●「64 (ロクヨン)」 上・下(横山秀夫/著 文春文庫)
●「おやすみシェヘラザード」(篠房 六郎/著 ビッグコミックススペシャル)
●「堕落論」(坂口安吾/著 新潮文庫)
●「自分のことだけ考える。」(堀江貴文/著 ポプラ新書)
●「コブのない駱駝――きたやまおさむ「心」の軌跡」(岩波書店)
マジメに語り合った後は、
ジャンボカラオケ広場 同志社前店に 移動して 夏のカラオケ大会!
昭和歌謡、バブル期のイケイケソング、マニアックなCMソングなど(笑)
〔本〕に続いて 〔歌〕で 言葉の交流を 満喫いたしました。
御参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
