めぐり堂書店 ことから屋 の日記
-
〔御報告〕 西陣読書会(2018年6月30日開催)
2018.07.01
-
さる6月30日、めぐり堂書店ことから屋にて
西陣読書会を 10名の参加で開催しました。
今回の隠しテーマは―― 「面白きことは良きことなり」
世間の常識をこえて
自分がおもしろいと思う道を行く人たちの話が多かったですね。
・早期退職したOLが 人生リセットで住み込んだ安アパートで出会う謎の住人たち
・飼い主一家が離散して、無職になった猫が家政婦になって 人間家族を観察?!
・著名な小説家の、作風とは正反対の ユーモラスで 情けなく笑える日常エッセイ。
・戦後アメリカの ヒッピー文化のさきがけとなった 自伝的放浪記。
・中世イタリアの何もない小さな村の人たちは、行商で本と勇気とイタリア文化を広めた!
・高校生男女が 時空のズレを超えて お互いに近づいていく 謎解き純愛物語
・温かくて 泣ける! 飼い猫の目からみた 飼い主たちの 恋や人間ドラマ
・贅沢な美食よりも、関わる人たちが幸せになる 料理や食事のあり方と説いた古典的名著
正しい事、得する事より
おもしろい事を選ぶ方が、エネルギーが湧いてくるのかなあ、と、
発表者の皆さんの生き生きとした 語りを聴きながら ヒシヒシと感じました(笑)
今回の紹介本は 以下の通りです―――
*********************
●「れんげ荘」(群ようこ/著 角川春樹事務所/刊)
●「きょうの猫村さん」(ほしよりこ/著 マガジンハウス/刊)
●「勇気凛凛ルリの色」(浅田次郎/著 講談社文庫)
●「オン・ザ・ロード」(ジャック・ケルアック/著 河出文庫)
●「モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語」(内田洋子/著 方丈社)
●「君の名は。」(新海誠/著 角川つばさ文庫)
●「旅猫リポート」(有川浩/著 文藝春秋/著)
●「美味礼賛」(ブリア・サバラン/著 新潮社/刊)
御参加いただいた皆さん、 お読みいただいた皆さん、
ありがとうございました。
