めぐり堂書店 ことから屋 の日記
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〔御報告〕 西陣読書会 (2018.01.27開催)
2018.01.28
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さる1月27日(土)、新年一発目の「西陣読書会」を
初参加の方1名を含む 8名で、めぐり堂書店ことから屋 にて開催しました。
今回は、ネコ好きの とってもチャーミングな女性が 初の 御参加です!
でもって、隠しテーマは 〔猫は すべてをお見通し〕
四つん這いで 下から見上げる猫のように、〔いつもと違う ポジションで モノをみる〕
そんなヒントになるような、皆さんからの 本の紹介が多かった気がします!
・日経新聞でバイトしていた元 東大生が書いた、決算書から読み取る 企業の実力?!
・宮沢賢治の名作童話 自己犠牲の死を 美しく描いた 賢治の心境を あえて 想像してみる
・周囲の ちょっとした事がすごく気になる人は、実は すごい感性の持ち主である?!
内科的な見地から 周囲に理解されない悩みをもった人に、自分の宝の活かし方をアドバイス
・日本を代表する古典恋愛少説を、男女の業をこれでもか!と描く寂聴さんの眼で読み解く
・世界中で人に可愛がられる ズルくも かわいい猫の生態を知る事で、人は自分を知る?!
・大震災で、直接は被災しなかった若者たちが、人との関わりの中での自己再生していく
・古代から残る日本の木造建築を支える 巨匠と弟子の、目に見えない 木のこころを 観る力
・テクノロジーの発達で お金と人との関わり方が大きく変わる将来を どう生きるか――
それぞれ示唆に富んだ 本の紹介で、
四つん這いで下から見上げる 猫のように、〔いつもと違う ポジションでモノをみる〕
そんなヒントを、
参加者の皆さんは、各自 汲み取られたでしょうか???(笑)
初参加の方の 斬新な視点もあり、紹介後の 感想トークはすごく盛り上がりました!!!
今回紹介された本は 以下の通りです。
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●「東大式 スゴい[決算書の読み方]」(大熊 将八/著 扶桑社/刊)
●「童話集 銀河鉄道の夜」(宮沢賢治/著 谷川徹三/刊 岩波文庫)
●「敏感すぎる自分を好きになれる本」(長沼睦雄/著 青春出版社/刊)
●「源氏物語」(紫式部/著 瀬戸内寂聴/現代訳
講談社文庫 全10巻)
●「猫はこうして地球を制服した」
(アビゲイル・タッカー/著 インターシフト/刊)
●「神の子どもたちはみな踊る」(村上春樹/著 新潮文庫)
●「木のいのち木のこころ―天・地・人」
(西岡常一・小川三夫/著 新潮社文庫)
●「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」
(佐藤航陽/著 幻冬舎/刊)
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御参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
読書を通じて 〔思いやり〕が めぐりますように―――
どうぞ 今年も 西陣読書会を よろしくお願いします!!!
