めぐり堂書店 ことから屋 の日記
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〔御報告〕 西陣読書会(2017.9.30開催)
2017.10.08
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秋の足音が ここちよくしのびよる 9月末、
西陣読書会を ことから屋にて で 開催しました。
夜の時間は あったかいお茶が うれしい季節になってきまして(笑)
今回は 当日参加を含む 11名で、
胸の ホッと あたたまる雰囲気で 読書会を行いました。
恒例の〔近況報告タイム〕は、皆さんの近頃の おもしろネタを披露しあい。
なかでも ある女性の、
〔すっごく態度の悪い 某アジア料理店〕を冒険訪問してしてきた 話は、
参加者の皆さんから 笑いとツッコミと 非難が 噴出!
サービス業で そんな ぞんざいな態度を取ってて繁盛する、ってアリ?!
という 常識を打ち破る方法論を 提示された気がしました^^;
室内の空気が ホットになってきたところで、第2部 本番の〔本の紹介〕
今回の裏テーマは、〔常識を打ち破る 異なるモノとの出会い〕
そんな感じの
本の紹介が 多かった気がします (主催者の個人的感想です)
・鎖国の江戸時代に、ニッポンにやってきた象に衝撃をうけた少年は 後に著名画家となる
・多くの人が 理解に苦しむ ピカソの名画、生み出された背景と そのメッセージに 瞠目・・・
・分かりやすい表現が好まれる現代で あえて文語体で明治時代を描く 若手芥川賞作家
・目に見えない微生物たちは、こんなにも多様に面白く 人類の文化を支えてくれていた?!
・自由気ままが当たり前の現代で、あえて古き良き時代の たしなみを叱られながら学ぶ?!
・結局のところ 意識が現実を決めている?! 解釈の仕方で 眼の前の世界が変わる?!
・昭和の巨匠漫画家の晩年は、ケータイ・ネットの平成時代を どう面白く生きていたか?
・お金の問題に苦しまない秘訣、それは 〔心配しない事〕 ?!
・貧しい境遇でも、 自分で 自分の道を決められる〔選択肢〕を沢山もてる人は豊か?!
・平成の歌手は〔私〕を歌うが、 かつて昭和の作詞家は ひろく〔世の中〕を歌っていた
今回も、目を開かれる 本の紹介が多く、勉強になりました!!!
今回紹介された本は 以下の通りです
●若冲――ぞうと出会った少年(黒田志保子/著 国土社/刊)
●暗幕のゲルニカ(原田マハ/著 新潮社/刊)
●一月物語(平野啓一郎/著 新潮社/刊)
●発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ(小倉ヒラク/著 木楽舎/刊)
●たしなみについて(白洲正子/著 河出書房新社/刊)
●こうして、思考は現実になる (パム・グラウト/著 サンマーク出版)
●あなたの年齢は「意識」で決まる(ディーパック・チョプラ/著 フォレスト出版)
●わたしの日々(水木しげる/著 ビッグコミックススペシャル)
●幸せなお金持ちになる すごいお金。(和田裕美/著 SBクリエイティブ/刊)
●選択の科学(シーナ・アイエンガー/著 文藝春秋/刊)
●歌謡曲の時代――歌もよう 人もよう (阿久悠/著 新潮文庫)
●作詞入門――阿久式ヒットソングの技法(阿久悠/著 岩波現代文庫)
