めぐり堂書店 ことから屋 の日記
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〔御報告〕 西陣読書会(2017.07.22(土)開催)
2017.07.23
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7月22日(土) 夜、ことから屋にて西陣読書会を開催!
雷がゴロゴロ鳴る 夏の夜、駆けつけてくださった皆さんと語り合いました
今回の
裏テーマは「交差点」
二つの 異なるモノが 交わる所から生まれる“何か”を語るような
そんな 本の紹介が 多かったですね。
・「わかっちゃいるけど やめられない(笑)」と唄う コメディアン
・「好きになっちゃいけないと 思っても好きになってしまう」
と 吐露する 女流作家
・「そんなに うまくいくはずない!」と かたくなな 表面意識と
「 任せてくれたら スイスイ運ぶのに・・・」と つぶやく潜在意識
・コンピュータの演算の基礎になる 記号処理理論を
森の精霊や 魔法使いの見習い修行ファンタジー形式で 解説?!
・ひょうきんな妖怪おじさん と思われていた 水木しげるさんが、
戦争への出征前の手記では 深刻な恐れや不安を正直に吐露していた?!
・ロボット工学での行き詰まりを打破するために
なんと仏教を学び お経を読んで アイディアを得ている 先生がいる?!
・あの世と この世が交差する あわい(間)という時空間で 物語をえがく
古典芸能の〔能〕の 世界では、
あの世の 怨霊たちの恨みを癒す 役割を負うのは、
社会から はじかれた ドン臭い お人好しキャラの人たち?!
異なるモノとの出会いに、少々 混乱はしても
そこからの展開を あえて 楽しもう! という態度が
人生を 面白くするのかも・・・ しれません(笑)
雷のゴロゴロ鳴る中、
御参加いただいた皆さん ありがとうございました。
今回の紹介本は 以下の通りです―――
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●「植木等伝「わかっちゃいるけど やめられない!」」
(戸井十月/著 小学館文庫)
●「言葉の花束 愛といのちの792章」
(三浦綾子/著 講談社文庫)
●「大好きなことをやって生きよう!」(本田健/著 フォレスト出版/刊)
●「ゲッターズ飯田の運命の変え方」(ポプラ社/刊)
●「ストン!―あなたの願いがかなう瞬間」(藤川清美/著 風雲舎/著)
●「精霊の箱 チューリングマシンをめぐる冒険」(上・下)
(川添愛/著 東京大学出版会/刊)
●「戦争と読書 水木しげる出征前手記」 (荒俣宏/編 角川新書)
●「退歩を学べ――ロボット博士の仏教的省察」(森政弘/著 アーユスの森新書)
●「あわい の 力――「心の時代」の次を生きる」(安田登/著 ミシマ社/刊)
