めぐり堂書店 ことから屋 の日記
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〔御報告〕西陣読書会(2016.07.30開催)
2016.07.31
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暑さ 真っ盛りの京都! 7月30日(土)に 西陣読書会、開催しました。
参加者6名と、やや少なめながら 近い距離で 思い思いの本を紹介しあう
内容の濃い 読書会となりました。
紹介される本には、各自の今の生き様が 反映されると
毎回 まざまざ と 感じます。
今回は、割と 〔心と体のつながり〕 〔計算を越えて動く!〕に 行き着く
本の紹介が多かったですね。
紹介された本は、以下の通り――――
①「青春の門 筑豊篇」(五木寛之/著 講談社文庫)
②「有機野菜はウソをつく 」(齋藤 訓之/著 ソフトバンク新書)
③「月刊 玉響」
④「幸運を呼びこむサイエンス」(松田 綾子/著)
⑤「無私の日本人」(磯田 道史/著 文春文庫)
⑥「心を使う 右脳の空手」(大坪英臣/著 風雲舎/刊)
紹介のコメントや 内容を 紹介しておきますと・・・
→ ①やるか、 やらないか、迷ったときは 必ずやる!
北九州の炭坑の街で育った 主人公の 九州男児っぷり、
昭和30年頃の濃い人間関係のリアルな描写が たまらない
→ ② 有機野菜とは、地球環境にやさしい栽培の野菜であって
人に やさしい野菜ではない、という定義の紹介。
何を大切にするかは、消費者が 自分で判断すべき、と。
→ ③日本人の精神性、古代史、宗教、環境問題や経済、医療などを
独自の視点で紹介する 情報誌・・・ だそうです!!!
→ ④ 意識は 物質世界に 影響を与えるのか?!
量子力学の立場から、それを説明するために
わざわざ 理科Ⅰの教科書から 勉強した著者 の 力作。
→ ⑤ 映画「殿、利息でござる!」の 原作・ 評伝記。
廃れゆく宿場町を救うため、私財も投げ打って尽力した男たちの物語。
ふつうの人が、淡々と 我が身を投げ打つ様に 昔の日本人の美徳がしのばれる、と
→ ⑤ 東大の教授を退官した 工学系の先生が、隠居の年になって ふと始めた空手に
夢中になって 生きがいを見つけ 人間教育・社会貢献に目覚めていく自伝。
沖縄 伝来の 空手の型には、 脳や 身体の 未知の可能性を引き出す 力がある?!
御参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
次回は、夏休み特別バージョンで
涼しい上賀茂の方で 「上賀茂読書会」を開催しますので 御期待ください。
