めぐり堂書店 ことから屋 の日記
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〔御報告〕 コトバに出会う~夜のお茶会(2016.6.25(土)開催)
2016.06.27
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さる6月25日(土)、ことから屋で
「コトバに出会う~夜のお茶会」を 8名の参加で開催しました。
会社経営者、私塾経営者、古本屋店主、システムエンジニア、OL、書籍編集者など
様々な方が それぞれの立場から、
そのコトバを、選んだ経緯を含め じっくりと 語って頂き・・・
・・・その深さに しみじみ感じ入りました。
●「すぐに役立つ事は すぐに役立たなくなる」
(「奇跡の教室 エチ先生と『銀の匙』の子どもたち」伊藤 氏貴/著)
(「おとなの教養」池上 彰/著 NHK新書)
●「『プロフェッショナル』 とは どういうことか?
他人の言葉ではなく、自分なりに考え掘り下げて、自分のスタイルで生きること」
NHK「プロフェッショナル」を毎回観て 思う 発表者本人の感想
●「詳しくは話せへんけど、また 新しいこと 考えてる」
日清食品創業者 安藤百福 95歳のときの言葉
●「何もせずに止まっているのは 道端の石ころです。
動いて動いて・・・ 動く石ころは 流れ星・・・ 「生きた石ころ」です」
(「宇宙兄弟 心のノート」小山宙哉・モーニング編集部/著 講談社/刊)
●「ワシのしたことを人前で語ってはならぬ。
我が家が善行を施したなどと ゆめゆめ思うな。
何事も 驕らず、高ぶらず、地道に暮らせ 」
(「殿、利息でござる」の 先代 浅野屋陣内 の 遺訓)
●「 『分かった』とは どういう事か?
対象から、返ってくるものがあったとき・・・ 分かった と言えるのかもしれない」
(哲学者 池田晶子さんからの問いに対する 発表者本人の見解)
●「ごつごつした夏みかんを洗う
手に移る、太陽のにおい
甘くはない きりりと酸っぱく
もう一度 目を覚ました朝 」 (西村ゆり さん の詩 「夏至」)
●「やまと歌は、人の心を種として、万(よろず)の言の葉とぞ なれりける。(中略)
力をも入れずして 天地(あめつち)を動かし、目に見えぬ鬼神(おにがみ)も あはれと思はせ、
男女の仲をも やはらげ、猛き武士(もののふ)の心をも なぐさむるは、歌なり。」
「古今和歌集」仮名序より
発表に対する感想コメントにも また触発され、 その場で 名言が 続々出ました・・・ (笑)
皆さま、ありがとうございました。 読者の方々も含め、また次回の御参加をお待ちしています!
