めぐり堂書店 ことから屋 の日記
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〔御報告〕 コトバに出会う~夜のお茶会 (4月23日(土)開催)
2016.04.28
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さる4月23日(土)、ことから屋で、
初の試みとなる
「コトバに出会う~夜のお茶会」を、5名の参加で開催いたしました。
日本の和歌あり、自己啓発あり、職人さんの言葉あり、スピリチュアルあり、
また、知人が何気なく言ったコトバ なんかも有りで(笑)、
紹介者の個性が 出ていて とても 面白かったです。
この会のテーマは、〔コトバを 味わい深く伝える〕 〔カラダで感じながら聴く〕
で、
「聴く」 「伝える」 「あじわう」 「共感する」 という力を、
楽しい雰囲気の中で
交流しながら 育んでいこう、というものです。
( 雰囲気は、和室で ほっこり 氣楽な 交流会といった趣きでした^^)
この日 発表された コトバを 紹介しておきますと―――
●「恋ひ恋ひて 逢へる時だに 愛(うるは) しき
言尽くしてよ 長くと 思はば 」
(「万葉集」より 大伴坂上郎女の歌 )
●「成長自体も成長する
成長とは、自分と未来を信じている人に起こる変化
成長とは、自分だけの才能を開花させる 楽しい旅
成長とは、自分と大切な人たちに 幸せと豊かさをもたらす奇跡 」
( 小田真嘉「成長法則 ひとつ上の自分に出会う3つのステップ」より)
●「 あなたは 触媒 のような 人ですね 」
( 紹介者を評して、知人が何気なく 言ったコトバ)
●「かめのぞき の色は、
浜辺の白砂に溶けいる 一瞬の透き通る水のように、
すこやかに生き、老境にある色である 」
(染織家 志村ふくみさんの言葉)
●「 自分自身を生きるようになったら、
他人の可能性を 心底、信じられるようになった 」
(Happyさんのコトバ)
それぞれの 感想・講評も 上記の順番で 紹介しておきますと、
→ 古代日本人の素朴な言葉遣いが 身にしみる。
一緒にいる人には、 常に声をかけて 気持ちを伝え合うべきだと思う。
→ 朝礼で 社員たちが 自主的に 教材を選んで来て 唱和していた
あの頃、会社には 活気があった (笑)
→ 世話してあげた人達が 次々と 世に出て 出世していくが、
自分自身は 変化せずに、無名の存在のまんま・・・(笑)
こんな ポジションに甘んじていいのか?! と悩む事もある
→ 「 美 」は、キラキラした若さにだけある「ビューティー」ではない。
風雪を越えて、老境に生きる人に そっと にじみ出てくるもの
→ 世間の評価 や他人の目、義理 や 場の空気などに自分を合わせ過ぎていると
結局 自分を 生きられなくなる。自分を大切にするからこそ、
他人の人生を かけがえなく 大切なものと 思えるようになる
等々、
この夜も 和気あいあいとした 雰囲気の中で真摯で アツい 言葉が 通い合いました。
「コトバに出会う~夜のお茶会」
次回は6月 下旬の土曜・夜の開催予定です、御期待ください!
そして来月は、
5月14日(土)に 通常の 「西陣読書会」 を 開催します。
紹介したい本を御持参の上、お越しくださいね!
お読みいただき、ありがとうございました。
