めぐり堂書店 ことから屋 の日記
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〔御報告〕 西陣読書会 (2015.07.25(土)開催)
2015.07.26
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さる 7月25日(土)、「西陣読書会」を
古本屋「ことから屋」にて 開催しました。
夏真っ盛りということで 今回は、いつもの和室で
冷茶・水菓子を振る舞う 「納涼ムード」で 開催
参加されたのは
・台湾旅行から帰ってこられた OLの方
・おやつ作りをされている詩人コピーライターの女性
・職場の人間関係に気を使っているOL
・高校の図書館司書の方
・クラブを引退したばかりの 中学3年生
・これからスポーツ学習塾を立ち上げようとされる 先生
・主催者の 私 井尻 計7人。
紹介された本は、上記の順番に
①「日本人はとても素敵だった」(楊素秋/著 桜の花出版/刊)
②「ロマンティックに生きようと決めた理由」(永井宏/編 アニノマスタジオ/刊)
③「コミックと図解でわかる 道は開ける」(中経コミックス)
(加藤 文月、 デール・カーネギー・トレーニング・ジャパン/著)
④「泣くな道真 大宰府の詩」(澤田 瞳子/著 集英社文庫)
⑤「手紙屋 蛍雪篇~私の受験勉強を変えた十通の手紙」
(喜多川泰/著 ディスカバー21/刊)
⑥「子どもが自ら考えて行動する力を引き出す 魔法のサッカーコーチング」
(畑喜美夫/著 カンゼン/刊)
⑦「ドレの ドン・キホーテ」(宝島社/刊)
(セルバンテス/著、 ギュスターヴ・ドレ/版画、谷口江里也/訳)
紹介者の感想を 順番に紹介しておきますと――
①戦前、台湾を統治していた日本兵の皆さんの振る舞いは
現在も 台湾の人々に賞賛されていると 台湾ツアー旅行で 実感した
②「誰にでも表現は できる。もっと気軽にできる」という 本の一節に影響されて
売れる売れないを度外視して 創作活動をするようになった
③人が 意地悪をする理由は 2つあって
一つは、相手の中に 自分を同じ欠点を見出すから。
もう一つは、自分にないものを持っている事に 嫉妬しているから。
④戦国時代の小説が好きで、平安時代には 興味がなかったが、
左遷された状況でも あまり深刻にならない(?!)
主人公 菅原道真の コミカルな感じの描き方 が良い
⑤現在、中学3年生で 部活も引退して これから受験勉強に入る。
なぜ 勉強するんだろう?という疑問が この本で解けて ちょっと やる気が出てきた
⑥サッカーだけじゃなく 人生までも 教える指導を推奨したい。
社会で活躍できる人間になるための サッカー指導は、
選手たちに メニューを考えさせ、自主運営させることで
他分野への応用力や 人間関係力が高められる、と
⑦無茶無謀と思われる事に 年齢を気にせず挑戦する男の生き様。
周りの人を巻き込み、迷惑をかけても
彼の行動は 生み出すドラマは 人の心に元気を与え 灯を灯す。
版画の挿画も、写実的かつ劇的な描き方で 素晴らしい。
今回は 割と自己啓発な本の紹介が多かったですね。
皆さんが 御自身の生き様を投影させながら語って下さるので
とても アツい(納涼なのに!)読書会となりました。
聞いてる方々からの 質問、意見も
お互いにとても 参考になったようで 良かったです。
次回は 9月下旬の予定です。 どうぞ 御期待ください。
