めぐり堂書店 ことから屋 | 日記 | 〔御報告〕西陣読書会 （2019.02.23開催)

さる2月23日(土)、めぐり堂書店ことから屋にて
西陣読書会を １０名の参加で開催しました！
 
隠れテーマは―――「 二兎を追う者 」
 
１つの目的やスタイルには 収まりずらいもの を 抱え
まとめるか？ 　まとめずに そのままいくか？
そんな葛藤との
向き合い方を紹介した本が 多かったような印象を受けました。
 
 
・隣の京都に文化的影響を受けがちな滋賀県、独自の魅力を発信しないのか？！
・革命的すぎるが故に受け入れられなかった 古代中国の大思想家の胸中は？
・ファンタジー映画化された英国児童文学、原作はもっと教育的なものだったのに
・独立開業で好きな店をやり続けるために 敢えて 雇用される職の方も続ける
・AIが労働を請け負う時代には、人は 複数分野に精通して多様に生きるべき
・世間に貢献できる優秀な人間を優遇する為 そうでない人間を犠牲にしてよい？
・AIが労働をやってくれる時代だからこそ、あえて家事で 脳と感性を鍛える？！
・昔からあると思われがちな伝統祭事も、実は 鉄道会社が普及させたものだった
 
どちらを選ぶにも 選びきれない 状況の中でも、
葛藤を受け入れて とりあえずは 前に進むことになるのだなあ、
と 思わされた 今回の 読書会でした。
 
今回の 皆さんからの紹介本は 以下の通りです。
 
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●「これでいいのか滋賀県」
          （岡島慎二 ・土屋幸仁／著　マイクロマガジン社／刊）
●「 孔子伝 」（ 白川静／著　中公文庫）
 
●「メアリー・ポピンズのイギリス――映画で学ぶ言語と文化」
　　　　（野口 祐子　他／著　世界思想社／刊）
 
●「 座敷わらしに好かれる部屋、貧乏神が取りつく部屋 」
      （ 伊藤 勇司／著　WAVE出版／刊）
 
●「 夢の猫本屋ができるまで Cat's Meow Books 」
　　　　（井上 理津子・安村 正也／著　ホーム社／刊）
 
●「 MW（ムウ）」（講談社　手塚治虫漫画全集）
 
●「 日本再興戦略 」（落合陽一／著　幻冬舎／刊）
 
●「 罪と罰 」（ドストエフスキー／著）
 
●「家事で脳トレ６５」（加藤 俊徳／著　主婦の友社／刊）
 
●「鉄道が変えた社寺参詣―初詣は鉄道とともに生まれ育った」
　　　　（平山昇／著　交通新聞社／刊）