めぐり堂書店 ことから屋 | 日記 | 〔御報告〕 西陣読書会 （2019.01.26開催）

１月２６日（土）、西陣読書会を　めぐり堂書店ことから屋にて
１１名の参加で 開催しました！
 
今回の隠しテーマは――「 役立たずの効用 」
 
現状を良くするための 勉強法や仕事論や自己啓発書の紹介があった一方、
ドロドロ人間関係の小説や、趣味の世界に没頭してる本もあり（！）
 
全体としては　　「 役立たずに見える人も その存在自体で 貢献している」
といった感想を抱いた 今回の読書会でした。
 
・リストラ寸前のOLが資格とるため奮起！　勉強法の紹介本
・「くまモン」「おくりびと」のプロデューサー と JR九州の名物社長の語る 仕事論
・服やモノを 長く古く大切に 使い続ける フランス人の質素なライフスタイル
・１００年地元に愛され閉店した本屋の店員は、本の話よりお客さんの思い出を
・最後の無頼派作家が 亡き妻への想いを綴った私小説と
　　　愛人側の視点から振り返った　男の姿との 食い違い・・・
・「なくしたものを見つけるまで脱出できない」不思議な島で
　　ややこしい人間たちと 触れ合いながら 大切なものに気づく ストーリー
・人が自分しか愛せないのは、生物学的には当然で 利己的だと悩む必要ない？！
・形骸化した葬儀を辞め 遺族に本音で寄り添う 個性的な式をプロデュースし続けた僧
・計画されたが 開通しなかった鉄道路線をマニアックに調査しつづけた記録！
・鉄道路線図の デザインの面白さを マニアックに 愛し 紹介した本！！！
・就活に悩む大学生が 「手紙屋」なる 謎の人物との文通で 自分に気づく
・駄目サラリーマンの前に現れた　インドの福の神が、ユーモア 一杯に 成功法則を伝授
 
役に立つ本も　立たない本も、紹介者がアツく語り ウケまくる その場には
いろんな 流れが 渦巻いている感じがしましたね！
 
今回の紹介本は 以下の通りです―――


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●「マンガで身につく超高速勉強法」（椋木修三／著　経済界）
 
●「実践！仕事論―現場で成功した二人がはじめて語る「地方・人・幸福」」
　　　（小山 薫堂・唐池 恒二／著　講談社／刊）
●「フランス人は10着しか服を持たない」
　　　　　　（ジェニファー・L・スコット／著　大和書房）
 
●「海の本屋のはなし―海文堂書店の記憶と記録」
　　　　　　（平野 義昌／著　苦楽堂／著）
 
●「リツ子・その愛」（檀 一雄／著　新潮文庫）
●「壇」（沢木 耕太郎／著　新潮文庫）
 
●「いなくなれ、群青」（河野 裕／著　新潮文庫nex）
 
●「真面目に生きると損をする」（池田清彦／著　角川新書)
 
●「さよなら、仏教――タテマエの僧衣(ころも)を脱ぎ去って」
　　　　（高橋 卓志／著　亜紀書房／刊）
●「鉄道未成線を歩く」（森口誠彦／著　JTBキャンブックス）
 
●「たのしい路線図」（井上 マサキ・西村 まさゆき／著　グラフィック社)
 
●「夢をかなえるゾウ」（水野敬也／著　飛鳥新社／刊）
 
●「手紙屋」（喜多川泰／著　Discover／刊）
 
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今年も 西陣読書会を よろしくお願いします！！！